









2023年・2024年度の講座内容は現在、調整中です。
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気候変動、生物多様性の危機、グローバル化による地域文化の喪失、そして資源をめぐる国際的な競争の激化など、今私たちが直面しているさまざまな問題は、実は私たちの食卓と直結しています。日本フードスタディーズ・カレッジは、「食卓の上のフィロソフィー」の実践を通じて、地球上のすべての人がサステナブルで健康な食を楽しめるよう、関連する多方面のインテリジェンスを収集・統合し、21世紀のサステナブルな食文化を創り出すシンクタンクです。
私たちは、長い歴史の中で育まれた日本各地の食文化をいまあらためて発掘・整理し、さらに国際交流を通じて日本の伝統的な食文化の粋を発信し、同時に海外の知恵や文化を積極的に学ぶことで、日本の「食」を国際的な視点から考え、これからの日本の食文化を創っていきます。世界的な広がりの中と長い歴史の中から日本の食を再発見し、これからの未来と世界のために日本の「食」を革新していく活動を展開していきます。
日本フードスタディーズ・カレッジは、「食」と食文化に関する科学的な研究や情報発信を多面的に行うだけでなく、誰もがその成果を学ぶことができる教育システムを提供する、日本で初のフードスタディーズの研究教育機関です。
Board chairman
理事長 田中愛子(内閣府官民連携sdgsのためのフードスタデイーズ分科会代表)
2000年に設立しました「株式会社キッチンカンバセーション」は、ニューヨークでいろいろ学び、体験してきた「食」の世界を具現化し、新しいフードビジネスの体系化を目指した会社です。
AikoTanaka Culinary School (旧Lista Culinary School)を中心にPlanetary Food Education Network(旧食育ハーブガーデン協会)食育事業、食のコンサルテイング、食に関する出版、新規事業支援、世界の食事情リサーチなどなど多岐にわたる事業の展開に発展してきました。
22年の時を経て、たどり着いたのが「フードスタデイーズ」という学問領域の教育活動であり、「フードスタデイーズ」を日本に根付かせることの重要性を深く感じました。大阪樟蔭女子大学、高校で「フードスタデイーズコース」の新コース設置と授業内容を提案し、その授業の充実を尽力を尽くしました。と同時にフードスタディーズの学者としての視点と思考の研鑽を深めることができましたのも、世界のフードスタディーズ国際学会へ多数出席し発表を重ねたことです。
その経験は尊く、世界に志を同じくする友を得たことはその後の私の人生に家庭料理の豊かさや味わい、家庭料理の技術や伝統を伝えることの大切さから始まり、その食はどこから来て、どのような経路で運ばれ、どのように食卓にのるのかをいつしか追うようになり、2008年に出版されたトーマス・フリードマン著「グリーン革命」、マイケル・ポーラン著「雑食動物のジレンマ」などの本は「食」に携わる者たちへの歩むべき次の道を啓示しているフードスタディーズの学びの必携書で深く感銘しました。
「Hot Flat Crowded 地球温暖化、市場の均一化、人口増加」は21世紀の克服すべき課題です。それは私たちの生き方、暮らし方、食べ方に答えがあります。私たちのこどもたちや孫たちに美しい環境をバトンするために、持続可能な社会を構築すために学びましょうそして今なにをすべきかを考えて、今行動しましょう。
フードスタデイーズは未来へと架け橋になるアカデニズムであり、私たちに生き方の羅針盤でもあります。
フードスタディーズ研究家、料理家
Japan Food Studies College 理事長
内閣府官民連携 FSRI(Food Studies for SDGs research institute)代表
Japan Food Activist 協会 代表 Planetary Food Education Network 代表
観光庁外部専門人材
・著者多数
「食卓の上のフィロソフィー」旭屋出版刊
「What is Planetary Food」comokuten刊
「Food Studies of Osaka」comokuten刊 など
元大阪樟蔭女子大学教授(?2021年3月)。 2011年樟蔭女子高等学校、2024年大阪樟蔭女子大学に日本で初めてフードスタディーズを学べるコースを創設。教授としてフードスタディーズ教育に尽力する。その後もアジア、欧米各国の国際学会などで多数講演。日本の食文化の普及に努める。近年では観光庁外部専門人材に就任。
フードスタディーズを基軸とした青森十和田、大阪府泉佐野などで観光と食による地方創生事業に携わる。
2021年「Japan Food Activists Org・日本フードアクティビスト協会」を立ち上げ、食を通して社会変革を志す人たちのためのオンライン講座やコミュニティ作りを目指している。
2022年「 Planetary Food Education Network 」を設立。 ハーブを「植えて」「育てて」「収穫して」「料理して」「みんなで食べる」この5つのステップを実施することを通して、環境と食のエコロジーを学ぶオンライン講座開始。
京都大学名誉教授・中部大学客員教授・京都芸術大学客員教授。京都大学理学部卒、京都大学理学研究科博士後期課程修了(理学博士)。神戸大学教養部助手、同理学部講師、京都大学生態学研究センター助教授、総合地球環境学研究所教授、京都大学霊長類研究所教授、同教授・所長(2022年3月まで)を務める。また屋久島学ソサエティ会長(2013年12月〜)、前日本生態学会長(2020年4月〜2022年3月)、元「野生生物と社会」学会長(2010年4月〜2013年3月)といった学会活動、ならびに環境省中央環境審議会臨時委員(2019年4月〜)、京都市環境審議会委員(2012年4月〜)、京都市生物多様性保全検討部会長(2013年10月〜)などの社会活動をおこなっている。
屋久島をフィールドに樹木とその繁殖を助ける動物の関係について初めて学術的にとりあげて新たな学問領域を切り拓き、その後、アフリカ・南米・アジアの熱帯雨林で、植物と動物の相互関係に関する研究を進めた。出向した総合地球環境学研究所では、多様性領域プロジェクト『日本列島における人間─自然相互関係の歴史的・文化的検討』を主宰し、日本列島のさまざまな自然の成り立ちと「ワイズユース(賢明な利用)」について、多分野融合の共同研究を推進する。京都大学霊長類研究所では、霊長類の食べものとすみかについて再びアフリカ・南米・アジアの熱帯雨林でフィールドワークをおこなうとともに、霊長類に基盤をもつヒトと自然との関係を考えて続けてきた。日本フードスタディーズ・カレッジ発足にあたっては、気候変動や生物多様性喪失の危機に直面する状況下で、そもそも霊長類としてヒトにとって食べることの本質、地球上の多様な生態系への適応としての食文化の多様性、そして人間が食を通じて地球環境や生物多様性に与えるインパクトを理解することを通じて、21世紀の持続可能な食文化を創り出すお手伝いをしたいと考えている。
『はじめて学ぶ生物文化多様性』(共編著・講談社・2020)、『ユネスコエコパーク−地域の実践が育てる自然保護』(共編著・京都大学学術出版会・2019)、『日本列島の三万五千年−人と自然の環境史(全6巻)』(編著・文一総合出版・2011)、『食卓から地球環境がみえる』(編著・昭和堂・2008)、『世界遺産をシカが喰う−シカと森の生態学』(共編著・文一総合出版・2006)、『熱帯雨林』(岩波新書・岩波書店・1999)、『屋久島-巨木と水の森の生態学』(ブルーバックス・講談社・1995)など。
東京大学理学部、同大学院で生態学を学び、理学博士号取得。1995年から2002年までは国立環境研究所で熱帯林の研究に従事する。1999年から3年間のマレーシア森林研究所(FRIM)勤務の後、コンサルタントとして独立。現在は株式会社レスポンスアビリティ代表取締役、企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)事務局長。多くの先進企業に対して、「どうすれば持続可能な社会に貢献できる企業になれるか」、「信頼される企業になるために、何をどのようにすべきか」を中心にコンサルティングを行っている。特に「企業による生物多様性の保全」と「CSR調達(サプライチェーン・マネジメント)」を専門とし、アジアにおけるCSRの推進にも力を入れている。
企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)理事・事務局長、日本生態学会常任委員、環境経営学会顧問、国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 理事・事務局長、BBOP(The Business and Biodiversity Offsets Program) アドバイザリーグループ・メンバー、サステナビリティ日本フォーラム 運営委員、など。
〒563-0032 大阪府池田市石橋3-10-18
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